ワンド〈小アルカナ解説〉

小アルカナは、スートの性質と数字の意味を合わせて考えるとわかりやすいです。

目次

数字の意味

ワンドは炎、限りなく発展していきたい

1 熱意、創造

ものごとのスタート、活動のエネルギー
雲から伸びた腕が、瑞々しい枝を掴んでいます。

2 安寧、昇進

立派な身なりの男性が塀の中から世界を見ています。
手には地球儀のようなものを持っています。
無限に拡大したいワンドが調和の中にいる状態で、少し退屈そうです。

3 挑戦、開拓

男性が海を見ています。これまで得たものをますます拡大させていきます。もっと発展していくために活動するタイミングです。

4 基盤、安らぎ

4本の棒の向こうに大きな家と歓迎する人がいます。
拡大をめざしていけるのも、安心できる拠点があるからこそです。
戻れる場所があるのは大切なことです。

5 競争、競合

5人が棒をぶつけ合って争っています。
ワンドのもつエネルギーをフェアにぶつけ合えれば、お互いに切磋琢磨していけます。率直に意見を述べ合うことで問題解決になるかもしれません。

6 栄誉、順風満帆

力を尽くして手に入れた栄光の凱旋です。
取り組んできたことの成果が得られます。

7 優越、優位

沢山のワンドに囲まれて、ものごとを優位に進めようとしている人
状況を優位に進めていけそうです。勇気を持って行動すれば勝利が得られます。 

ただ… そんなにムキにならなくても とも感じますね。
終わりない闘争に巻き込まれたり、しかけられたりする可能性があります。

8 急変、迅速

棒がたくさん並んでいます。
次のステージに進むため、ますます拡大発展するために、エネルギーを集中させる必要があります。
急激な変化ぎ起きるかもしれません。

9 忍耐、徹底抗戦

ワンドの柵と手に持ったワンドで、何かに備えているようです。
ワンドは無限に拡大しようとするエネルギーなので、ともすれば果てしない競争に行き着いてしまいます。
意固地になりすぎない方がいいかもしれません。

10 過労、疲労限界

たくさんのワンドを抱えすぎて、大変そうです。
10は、そのスートが目指した最終結果が描かれています。
拡大を目指して頑張って、たくさんの成果を得ましたが疲労も限界かもしれません。
得るものも多いので、手放せない状態です。

ワンドのペイジ

ピラミッドを背景に、若者がワンドを手にして立っています。
新しい分野を開拓しようとしています。

新しく思いがけないものがもたらされるかもしれません。

ワンドのナイト

ワンドを持った騎士が、元気な馬にまたがっています。
活気、やる気を持って動き出している様子を表しています。

パワフルに前進していくタイミングです。

ワンドのクイーン

ひまわりを持ったクイーンが玉座に座っています。
足元には黒猫がいます。

ワンドのエネルギーを、外への拡大ではなく、今を生きる喜びとして昇華させています。

ワンドのキング

トカゲと獅子の玉座に座っている王様
自らのエネルギーで、ますます拡大していこうとしています。
新しい挑戦、活力、熱意

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次